ソニーは、人気の軽量モバイルノートPC「VAIO type T」の新モデル「VGN-TZ72B」を発表した。CPUをCore 2 Duo U7600(1.20GHz)に、メモリを2GBにスペックアップされており、さらに操作の快適性が高まった。
店頭予想価格は26万円前後で、発売日は2月9日を予定。
また、スペックを自由にカスタマイズできるVAIO・OWNER・MADEモデルでは、天板に4種類のファッショナブルなプレミアムデザインを選ぶことができる。
「VGN-TZ72B」
1366×768ドットの11.1型ワイド液晶を搭載した、B5サイズの軽量モバイルノートPC。前モデルから、CPUとメモリをスペックアップし、より快適な動作を実現。標準搭載するワンセグチューナーにより、テレビ視聴が楽しめる。
CPUは、Core 2 Duo U7600(1.20GHz)でチップセットはIntel 945GMS Expressを採用。メモリは2GBでHDDは約80GB。
インタフェースはUSB2.0×2、IEEE1394×1などを装備。カードスロットは、SD(SDHC)メモリーカード/マルチメディアカード(MMC)×1、メモリースティック(標準/Duo/PRO)×1、ExpressCard/34×1などを備える。
バッテリー動作時間は約11時間。サイズは約277(W)×198.4(D)×22.5~29.8(H)mmで、重量は約1220g。
VAIO・OWNER・MADEモデル
VAIO・OWNER・MADEモデルは、OSやスペックを自由に変更可能。スペックとしては、CPUやメモリ容量に加えて、HDDの代わりにフラッシュメモリが選択できる。フラッシュメモリは64GBと48GBがあり、HDDや光学ドライブなどと自由に組み合わせられる。
そのほか、インタフェースやサイズ、重量、バッテリー動作時間などは店頭モデルと同じ。最小構成時価格は16万4800円で、2月9日発売予定。
豊富なカラバリがあるのもVAIO・OWNER・MADEモデルの特徴。既存のプレミアムカーボン、ボルドー、グリーン、シャンパンゴールド、ホワイト、ブラックに加えて、2008年春モデルでは+5000円でプレミアムデザインが選べるようになった。これはUVインクのダイレクトプリントにより実現した美しくファッショナブルなデザインが天板に施されるもので、印刷が落ちないよう強靱なトップコートがなされている。モードメッシュ、エレガントフラワー、ロマンティックフロスト、モダンテキスタイルの4パターンあり、使用スタイルに合わせて自由に選べる楽しみが増えた。
CPUは、Core 2 Duo U7700(1.33GHz)/Core 2 Duo U7600(1.20GHz)/Celeron M 523(933MHz)から、メモリは2GB/1GBからの選択となる。
そのほか、ワイヤレスLANの802.11nへの対応やワンセグチューナー、指紋認証機構などの有無が選択できる。