続いてupdate.rdfを作ります。このファイルは以下の内容になります。
update.rdf
001:<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
002:<RDF:RDF xmlns:RDF="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
003: xmlns:em="http://www.mozilla.org/2004/em-rdf#">
004: <RDF:Description about="urn:mozilla:extension:{04d2bb32-d7c0-4ee8-a5b9-f70798dda4f1}">
005: <em:updates>
006: <RDF:Seq>
007: <RDF:li>
008: <RDF:Description>
009: <em:version>1.1</em:version>
010: <em:targetApplication>
011: <RDF:Description>
012: <em:id>{ec8030f7-c20a-464f-9b0e-13a3a9e97384}</em:id>
013: <em:minVersion>1.0</em:minVersion>
014: <em:maxVersion>2.0+</em:maxVersion>
015: <em:updateLink>http://www.junoura.com/firefoxextension/sample002/sample002_1.1.xpi</em:updateLink>
016: </RDF:Description>
017: </em:targetApplication>
018: </RDF:Description>
019: </RDF:li>
020: </RDF:Seq>
021: </em:updates>
022: </RDF:Description>
023:</RDF:RDF>
ここでの修正は以下の3つです。まず、4行目には対象としている拡張機能と同じidをつけます。元の拡張機能のinstall.rdfに、「em:id」というタグで指定しています。これによって更新対象とする拡張機能がどれなのかを明確にします。
9行目には拡張機能のバージョンを指定します。ユーザの環境にインストールされている拡張機能のバージョンが更新機能の対象かどうかをここで判断します。ここではバージョン1.1というものがあることを示しています。そのため、ユーザの環境にインストールされている拡張機能のバージョンが1.1より下だった場合、更新対象として認識されることになります。15行目には新しいバージョンのファイルがどこにあるのか、そのURLを記述します。