Appleは1月8日、新しい1Uラックマウントサーバ「Xserve」を発表した。標準構成モデルはクアッドコアのIntel Xeon 5400 2.8GHzを2基搭載、メモリサイズは2GB。日本のApple Store (オンライン) での価格は359,800円、近日中の出荷開始が予定されている。

Intel Xeon Harpertownを2基搭載した新しい「Xserve」

新しいXserveは、同日発表された新Mac Proと同じクアッドコアCPU「Intel Xeon 5400 "Harpertown"」を2基搭載、計8基のコアを備える。標準構成モデルのクロック数は2.8GHz、BTOで3.0GHzも選択可能。2GBの800MHz DDR2 FB-DIMMメモリを標準装備、8基あるメモリスロットを利用して最大32GBまで増設できる。

拡張スロットにはPCI Express 2.0を2基用意、うち1基にはATI Radeon X1300 64MB SDRAMが標準装備される。PCI Express 2.0スロットの追加により、マルチチャネル4Gbファイバーチャネルや10Gb Ethernetカードなど、高速なインターフェイスカードの利用が可能になった。

外部入出力ポートには、2基のFireWire800ポートと3基のUSB 2.0ポートを用意。前モデルではFireWire 400ポート1基が配されていたフロントパネルは、USB 2.0ポートに変更された。本体内のHDDベイは3基、最大3TBの内蔵ストレージを実現できる。OSには、Mac OS X Server 10.5 (Leopard) の無制限クライアントライセンス版がプリインストールされる。

フロントパネルの外部入出力ポートはFireWire 400からUSB 2.0に変更された