スキャナを活用し楽譜の認識・編集・作成できる「スコアメーカーFX2 Pro」

河合楽器製作所は楽譜認識&作成ソフト「スコアメーカーFX2」シリーズ3製品を10月31日より発売する。

同シリーズは楽譜認識機能を搭載しており、印刷楽譜をイメージスキャナより取り込み、演奏・編集・印刷が可能なeスコア(電子楽譜)に認識変換が可能。またスキャナで取り込んだ画像を楽典的観点で判断して認識する楽典的推定処理機能を搭載しており、高い認識精度を実現している。

「スコアメーカーFX2 Pro」はシリーズ最上位版となる製品。吹奏楽やオーケストラのスコアも作成可能な最大256パートまでの認識と作成に対応している。使用環境や楽譜の仕上がりを細かくカスタマイズできるほか、スキャナから取り込んだ画像の検出結果を確認できる「パート構成ウィンドウ」、譜表、音色、移調楽器もまとめて設定できる「パートテンプレート」、タブ譜の線数指定やチューニングといった機能を備えている。標準価格は63,000円。

「スコアメーカーFX2」はこのシリーズの特徴である楽譜認識機能を搭載、認識最大パート数は16パートとなる。標準価格は39,900円。

「スコアメーカーFX2 Lite」はパソコンを使って楽譜を手で書くように入力できるよう、特化したバージョン。楽譜認識機能は搭載されていないが、マウスやキーボード、MIDIキーボードを使っての入力、楽譜作成および編集機能を、上位版と同様に直感的に行うことができる。標準価格は15,750円。

対応環境は3製品とも共通でWindows Vista/XP/2000。