アップデート後は「EM・ONEα」と完全に同等となる

イー・モバイルは4日、現在販売しているWindows Mobile 5搭載のHSDPA対応情報端末「EM・ONE」について、OSを最新バージョンのWindows Mobile 6へアップデートする有償サービスを提供すると発表した。料金は9,980円で、5日より受付を開始する。

アップデートを行うことにより、OSが最新のWindows Mobile 6 Classic Editionとなるほか、5日より発売される新製品「EM・ONEα」で追加される「名刺リーダ」などのソフトウェアが追加され、従来製品でEM・ONEαと全く同じ機能を利用できるようになる。取扱説明書およびソフトウェアCD-ROMも新しいものが提供される。

希望者は5日以降、イー・モバイルのカスタマーセンターに電話で申し込む。申込書が郵送されるので、記入のうえEM・ONE本体を添えて返送すると、2週間程度でアップデートされた製品が返ってくる。料金は翌月の月額料金と合わせて請求される。

アップデートの際は本体内のデータが消去されるためバックアップが必要なほか、一度アップデートすると前のバージョンに戻すことはできない。また、保証期間は当初購入時のものが適用され、延長はされない。