シマンテックは、同社のコンシューマ向けセキュリティソフト「ノートン・インターネットセキュリティ 2008」と「ノートン・アンチウィルス 2008」を発表、パッケージ版を21日より発売する。なお、ダウンロード版はシマンテックストアにて、すでに販売開始されている。

ノートン・アンチウィルス 2008のパッケージ版の価格は3台までインストールできる標準パッケージが6,195円、5台までの5 PC スモールオフィスパックが12,075円。10台までの10 PC スモールオフィスパックが22,785円となる。ダウンロード版は4,935円からとなる。ノートン・インターネットセキュリティ 2008の標準パッケージ価格は8,190円、5 PC スモールオフィスパックが15,960円、10 PC スモールオフィスパックが30,135円となる。ダウンロード版は6,300円から。

ノートン・インターネットセキュリティ 2008

ノートン・アンチウィルス 2008

両製品ともパフォーマンスの向上が図られ、ユーザー側の作業中の中断時間が削減されている。特にノートン・インターネットセキュリティ 2008ではユーザーインタフェースの反応速度が22%向上、クイックスキャンも39%高速になる(同ソフト2007年版対比)など、セキュリティソフト常駐の煩わしさを軽減している。

また今回発表された両製品には、ブラウザの脆弱性を悪用し、キー入力を記録するプログラムがウェブ閲覧者に自動ダウンロードされるボットネット、ドライブバイダウンロードといった増加が予測される新たな脅威に対応する。新機能となるBrowser Defender(ブラウザ脆弱性対策)では、ActiveX、JavaScript、VBScriptといったブラウザで実行可能なスクリプトを利用した偽装に対して、積極的予防的な保護を行うほか、ノートン・インターネットセキュリティ 2008では、インターネットショッピング、バンキングなど個人ID情報やパスワードをキーボードを使わず自動入力、暗号化して保存管理できる「ノートンIDセーフ」、無線LANで構築されたホームネットワークのセキュリティ状態をチェックする機能などが装備された。