今度はAMDのCPUが付属
先日、ASRockから「2Core1333-2.66G」というCPUバンドルのマザーボードが発売されたばかりだが、今週、ECSからも同様にCPUが付属するという製品が登場した。付属するのはSocket 754のAthlon 64 3000+で、こちらも「余ったCPUを載せました」感はあるが、CPUとマザーボードがセットで8,580円(T-ZONE PC DIY SHOP)という価格はお買い得感が強い。
「GS7610 ULTRA」のフォームファクタはマイクロATXで、搭載チップセットはSiS 761GX+965L。ECSのWEBサイトにはGS7610 ULTRAという製品についての記載は見られないが、基板上の「AGPro」というパターンからして、このマザーボードはどうみてもコレだ。
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拡張スロットはPCI Express x16が1本とPCIが2本、それにCNRが1本。AGP(正確にはAGPro)のパターンは残っているが、スロットは搭載されていない |
搭載CPUのOPNは「ADA3000AKK4BX」。動作電圧1.35V、ケース温度65℃、L2キャッシュ512KB、リビジョンE6ということは分かるが、TDPは不明 |
グラフィックはチップセット内蔵。拡張用にPCI Express x16スロットも用意されている。CPUがSocket 754なので、将来のアップグレードパスは全くないが、セカンドマシンを安く組むような目的にはいいだろう。結構人気があるようで、T-ZONE PC DIY SHOPではすでに10本以上売れたそうだ。
MSI製Mini-ITXのデモ
先日、発売開始となったMSIのMini-ITXマザーボード「Fuzzy GM965」だが、動作デモがソフマップリユース総合館(旧カクタソフマップ)で行われている。このデモでは、電源として90WのACアダプタを使用しており、CFカード(4GB)からWindows XPをブートさせている。興味のある人は参考にするといいだろう。ちなみに同ショップでの価格は46,800円。
"Blue Ray"カードって何?
Albatronから、「Blue Ray Decoder Card」という製品が登場した。一見、何のことだか良く分からない製品名だが、中身はGeForce 8500 GTを搭載するグラフィックカード。メモリはDDR3-256MBで、コアクロックは400MHz。ロープロファイル対応、HDMIポート搭載という以外は特に変わったことはない。
ちなみにブルーレイディスクのスペルは"Blu-ray"で、微妙に異なる。ただGeForce 8シリーズには「PureVideo HD」技術が搭載されており、ブルーレイディスク/HD DVD再生のハードウェア・アクセラレーションを謳っていることから、こういった製品名にしたのかもしれない。TSUKUMO eX.での価格は15,480円。