Neroは、企業 / 官公庁 / 教育機関を対象にLinux用ライティングソフト「Nero Linux 3」のライセンス販売を開始した。販売参考価格は、企業 / 法人向け(10~19ライセンス)で1ライセンス1,980円。

同ライセンス販売は、使用コンピューター10台以上からNero Linux 3を注文できる企業 / 官公庁 / 教育機関を対象にしたプログラム。1つのシリアルナンバーのみで、ダウンロード提供したNero Linux 3を全クライアントに対して導入できる。また、教育機関に対しては通常ライセンス価格より50%、政府機関および公共団体に対しては通常ライセンスより20%の割引がそれぞれ適用される。

Nero Linux 3は、Nero Burning ROM 7と同等のユーザーインタフェースおよび機能を備えるLinux用ライティングソフトで、CD、DVD、Blu-ray Disc、HD DVDへの書き込みに対応している。またドライブ自動認識機能「SmartDetect」によるセットアップや、高速リッピング機能、CD情報をインターネット経由で自動取得するFreeDB機能などを利用できる。

対応ディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux 4、Novell SUSE Linux 10.0、Fedora Core 4、Debian GNU/Linux 3.1、Ubuntu 5.10。

必要動作環境は、Linuxカーネル2.4以降(2.6推奨)、X Window System、Glibc2.3.2およびlibstdc++6 3.4、GTK+ 2.4.10以降。また、800MHz Pentium III、AMD Sempron 2200+または同等品、128MB以上のメモリ、50MBのHDD空き容量、CD / DVD/ Blu-ray DiscまたはHD DVD対応の書き込み用光学ドライブとなっている。