Appleは7月31日(米国時間)、多機能携帯電話iPhoneの最新版ソフトウェアアップデータ「iPhone v1.0.1 Update」を公開した。
6月29日の発売以来初のアップデートであり、発売日以降発見されたセキュリティホールを修正することが主な目的。アップデートの処理は、コンピュータと同期したときiTunes経由で実施される。
iPhone v1.0.1 Updateには、セキュリティ対策が施されたSafari、および関連するフレームワークのWebKitとWebCoreが含まれる。修正されるセキュリティホールは5件、そのうち悪意のもと作成されたWebページにアクセスすると任意のコードが実行されてしまう問題(CVE-2007-3944)と、まぎらわしい文字をURLに使用してWebサイトを偽装する問題(CVE-2007-3742)の2件は、Mac OS XとWindows向けにリリースされたSafari 3.0.3で修正されたものと同じ。