デロンギ・ジャパンは、2007年冬の暖房器具「サロスデロンギ」(Mod.SDH1200J)「ドラゴン3」(Mod.D091549EFS / Mod.D071249EFS)を発表した。発売は9月で価格は、Mod.SDH1200Jが4万9,800円、Mod.D091549EFSが5万9,800円、Mod.D071249EFSが5万4,800円となっている。
サロスデロンギは、遠赤パネルヒーターで、ドラゴン3はオイルラジエターヒーター。オイルヒーターもパネルヒーターも輻射熱などにより部屋を暖める暖房器具。パネルヒーターは、即暖性は高いのだが、パネルが向いているほうのみが温かくなるという傾向があるため、どちらかというとスポット暖房として使用されることが多かった。それに対して全方位に熱を放射するオイルヒーターは、部屋全体をゆっくりと暖めるといった暖房器具である。
今回発表されたサロスデロンギは、パネルヒーターの即暖性とオイルヒーターの持つ部屋全体を暖めるという両方の特徴を備えたモデル。通常のパネルヒーターでは片面にしか装備されていないヒーターを本体の両面に装備。両面のヒーターからの輻射熱と、本体内部の空間を通る自然対流による暖気で、部屋全体を暖めることが可能となった。片面200W~600W、両面では最大1200Wとオイルヒーター並みの出力を持つ。適用畳数は3~8畳となっている。
ドラゴン3は、2005年より販売がスタートした、エッジのないX型フィンを採用の同社最新シリーズ。X型フィンは、表面温度が低い、フィンとフィンの間が狭いために子供が指をはさまないなど、安全面で優れた特徴をもっている。2007年モデルでは、昨年までのモデル「Mod.D091549EF」「Mod.D071249EF」に、トラッキング対策を施したモデル。電源プラグに温度センサーが内蔵されており、約80°C以上になったときにはヒーターの電源を自動的にオフにする。また、使用していないときには、電源ケーブルとプラグは、本体内に収納できるようになった。
主な仕様 | |||
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型名 | Mod.SDH1200J | Mod.D091549EFS | Mod.D071249EFS |
定格消費電力 | 1200W(200 / 400 / 600 / 800 / 1200) | 1500W(600 / 900 / 1500) | 1200W(500 / 700 / 1200) |
サイズ | 62(W) 66(H) 28.5(D)cm | 24.5(W) 64(H) 49(D)cm | 24.5(W) 64(H) 41(D)cm |
質量 | 7kg | 16kg | 13.5kg |