エーオープンジャパンは12日、Intel Centrino Duo プロセッサー・テクノロジーを採用したミニPC自作キット「MP965-D」を発表した。出荷は8月上旬より開始される。価格はオープンだが、予想実売価格は5万1,000円。

手のひらサイズながらもSanta Rosaプラットフォームに対応する「MP965-D」

MP965-Dは、幅・奥行き共に165mm、高さ50mmと手のひらに載るほどコンパクトなサイズのミニPC自作キットだ。Centrino Duo プロセッサー・テクノロジーに対応し、Intel Core 2 Duoプロセッサ T7100/7300/7500/7700、またはCeleron M 530が搭載できる。CPUソケットの形状はSocket 479 Pで、対応FSBは800/533MHz。

仕様は、チップセットはIntel GM965 Express+ICH8-Mを採用している。メモリはPC2-4200/5300 DDR2 SO-DIMMスロットを2本搭載し、最大搭載可能メモリ容量は2GB。グラフィック機能はチップセット内蔵のIntel GMA X3100を使用する。ハードディスクドライブは2.5インチSATA HDDに対応し、光学ドライブはスロットイン式スーパーマルチドライブ「UJ845-B」、または「UJ-845S」が用意されている。その他の機能は、ギガビットLAN、USB 2.0、IEEE1394、5.1chサウンドなど。電源は90W ACアダプタを利用する。拡張スロットはMini Card Slotが2基で、PCI Express Mini Card無線LANカード搭載可能無線LANカードとアンテナキットが別売りオプションとして用意されている。

Intel Turbo Memoryに対応するほか、マザーボードはすべて「固体電解コンデンサー」を採用することにより長期間の安定動作を実現している。対応OSは、Windows XP Professional/Home Edition、Media Center Edition、Vista Home Premium/Ultimate。

本体サイズは165(W)×165(D)×50(H)mm。CD&DVD Maker Shadow CD(OEM版)とPowerDVD CD(OEM版)がバンドルされるほか、MPI-SATAカード、コンポーネント端子/S端子/コンポジット端子対応のS-Video出力ケーブル、S/PDIF変換コネクタ(角形→丸形)、DVD to DVD/D-subコネクタが付属する。

筐体前面と背面のインタフェース

マザーボードはIntel GM965 Express搭載のものだ

パッケージ写真