インテルは、5月26日から6月17日までの期間、「Intel in Akiba 2007」と題したキャンペーンを行い、毎週末にカフェソラーレ リナックスカフェ 秋葉原店にてユーザーイベントを展開した。最終週の土曜日となる16日には、米Intelのリセラーチェネルオペレーション ジェネラル マネージャであるスティーブ ダルマン氏がスペシャルゲストとして急遽登場、会場を盛り上げた。

ダルマン氏は、インテルの梶原武志氏が行なっていたテクノロジ解説の後半で登場。「特に日本の消費者は性能重視の方が多く、Core 2 Duoがヒットした」と日本市場を評価し、「(そうした日本市場に対し)次はクアッドコアCPUに力を入れていく」と語った。クアッドコアCPUでは「発表から約7カ月が経過したが、(他社がクアッドコアCPUを出す前に)ワールドワイドで100万個を出荷済み」と、アドバンテージを強調した。また、最新チップセットのIntel 3シリーズに関しても「Core 2 Duo、Core 2 Quadのみならず今年後半に投入予定の45nmプロセッサも含め、将来にわたって利用できる」とアピールした。

スティーブ ダルマン氏。Intelに勤めて30年という古株であり、梶原氏によれば彼は「ダイナソー」

ダルマン氏が来場者の様子をカメラに納めるという一幕も

店内にはIntel製クアッドコアCPUを搭載したショップブランドPCや、Intel 3シリーズチップセットを搭載したマザーボードを展示。展示されたPCにはゲームやベンチマークソフトがインストールされており、実際に操作して性能を確かめることができた。注目の最新製品が勢揃いしたこともあり、スタッフに対し熱心に質問を投げかける来場者の姿も多く見られた。

Intel製クアッドコアCPUを搭載したショップブランドPCが並ぶ

ゲームやベンチマークソフトをプレイアブルな状態で

各社のIntel 3シリーズチップセット搭載マザーボード

梶原武志氏によるテクノロジ解説

生で見られる機会は少ないウェハ

スロット型のPentium III

Pentium ProなどCPUの歴史も紹介した

Intel純正マザーボードの製品とメリットを紹介。近日発売予定のG33マイクロATXマザー「DG33TL」

製品に付けられたコードネームの由来も紹介

Intel 3シリーズでは従来のチップセットよりもTDPが低く抑えられている

「インテルだから 今、やりたいこと」と題した講演。パソコンを活用するデジタルホームの取り組みを紹介

現在実証実験中のNFRMを解説

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