東芝は、「REGZA」シリーズの新モデルとして、録画機能を搭載したフルハイビジョン液晶テレビ「H3000」シリーズ5モデルと、ハイビジョン液晶パネルを搭載したスタンダードモデル「C3000」シリーズ4機種を発表した。主な仕様、発売日、推定市場価格などは表のとおり。

REGZA H3000/C3000シリーズのラインナップ

H3000シリーズは、H2000シリーズの後継となる録画機能搭載モデル。従来は1,366×768画素のハイビジョンパネルを採用していたが、今回のH3000では、32V型の「32H3000」を除く4モデルで、1,920×1,080のフルHDパネルが採用されている。また、スタンダードモデルであるC2000も42V型の「42C2000」ではフルHDパネルが採用されている。

フルHDパネルの搭載モデルでは、EPGの番組表も「レグザ番組表・ファイン」となった。これは、1画面に7局/6時間の番組表を表示することが可能(Z2000シリーズのユーザーに向けても4月23日よりレグザ番組表・ファインのダウンロードサービスがスタートする)。

また、C3000シリーズに搭載されるハードディスクの容量は従来のH2000シリーズと変わらない300GBだが、新たに増設HDD「HDDプラス」に対応した。増設は市販のeSATAディスクを使用する(同社で、対応を確認したドライブのリストは公開される)。録画は内蔵のHDDに行い、外付けディスクへは、そこからムーブするという形となる(直接外付けディスクへの録画はできない)。外付けディスクを使用する際には、本体に登録する必要があり、最大で4台までのディスクを登録することが可能だ。

また、H3000/C3000シリーズともデジタルアンプを搭載。さらにジェットスリットスピーカーシステムを搭載。これは、スピーカーボックスの開口面をスリット上にすることで、上下方向にも拡がり感のある切れの良いサウンドを実現するというもので、ONKYOとの共同開発。

型名 画面サイズ 搭載パネル HDD 発売日 市場予想価格
52H3000 52C 1920×1080/VA 6月中旬 59万円前後
46H3000 46V 1920×1080/VA 6月中旬 49万円前後
42H3000 42V 1920×1080/IPS 6月上旬 39万円前後
37H3000 37V 1920×1080/IPS 6月上旬 33万円前後
32H3000 32V 1366×768/IPS 4月20日 21万円前後
42C3000 42V 1920×1080/IPS - 6月上旬 30万円前後
37C3000 37V 1366×768/IPS - 5月上旬 21万円前後
32C3000 32V 1366×768/IPS - 4月20日 16万円前後
26C3000 26V 1366×768/IPS - 4月25日 14万円前後