アウディ ジャパンはスーパーGT第5戦の予選開催日となった8月5日、開催地の富士スピードウェイにてレーシングカー「R8 LMS GT4」を日本初公開した。市販モデルである「R8 クーペ」と60%以上の部品が共通で、同じ工場で生産されるため、レーシングカーでありながらリーズナブルな購入価格や維持費を実現した。

アウディ「R8 LMS GT4」

「R8 LMS GT4」は市販モデルの「R8 クーペ V10」をベースに開発され、高い安全性やリーズナブルな購入価格、維持費により、アマチュアチームに最適なモデルとなっている。

アウディは2009年から「Audi Sportカスタマーレーシング プログラム」を通じて「R8 LMS GT3」を供給してきた。日本でも2012年からスーパーGTのGT300クラスに「R8 LMS」で参戦を続けており、2016年から第2世代「R8 LMS」が活躍している。

Audi Sportは「R8 LMS GT4」のサービス、スペアパーツの物流、サポートを世界中のネットワークを通じて行う。日本でもすでに「R8 LMS」ならびに「RS 3 LMS」のためにサービスネットワークを構築しており、「R8 LMS GT4」に対してもこれらのネットワークを活用することで、レーシングシーンでのアウディカスタマーチームの活動をサポートする。