サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート「アボカドオイルに注目! 内側からも外側からも美容と健康の効果」を公開した。

アボカドから抽出する「アボカドオイル」 ※イメージ

現在、ココナッツオイルやオリーブオイルなど、身体にいい油を摂取することが美容にも健康にも必要であることが広く知られるようになっている。そのような中、注目を集めているオイルは「アボカドオイル」であるという。

アボカドは「森のバター」や「食べる美容液」とも称されている食べ物。「世界一栄養価の高い果物」としてギネス認定されているという。アボカドオイルは、そのアボカドから抽出されたオイルで、栄養価が高く美容に良い成分が多く含まれているとのこと。

オリーブオイルと同じ不飽和脂肪酸のオメガ9系脂肪酸に分類されており、主成分はオレイン酸。オレイン酸は肉の脂(飽和脂肪酸)のように悪玉コレステロールを増やす心配は少なく、その反対に抑制する効果があることで知られている。心臓や血液の循環に優れた効果を発揮するとされているという。

アボカドオイルにはオリーブオイルの約2.5倍「ビタミンE」を多く含んでいる。ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、老化や病気の原因とされる活性酸素から体を守る力があるとのこと。体の錆(さ)びつきを防ぎ、美肌ケア、エイジングケア、血行促進の効果もあるという。

また、トクホ(特定保健用食品)認定の成分β(ベータ)シトステロールも豊富とのこと。βシトステロールは、血中コレステロールを減少させる作用を持ち、アメリカでは脂質異常症(悪玉コレステロールや血液中の中性脂肪が高い状態)の治療に用いられることがあるという。

日本ではこの成分を含む食品は、トクホとして「体脂肪がつきにくい食品」などの表示が認められている。

アボカドオイルは、熱しても酸化しにくいため、加熱調理に向いているとのこと。ドレッシングに使ったり、カルパッチョや豆腐にかけたり、パンにつけるなど、生で食べてもいいという。オリーブオイルよりも香りが弱いので、ヨーグルトや味噌汁に入れても違和感なく口にすることができるという。

食べるだけでなく、スキンケアやヘアケアにも利用することができるのも特徴で、保湿力が高く肌を柔らかくする効果があるとのこと。化粧水で肌を整えた後、1~2滴を手のひらに伸ばし顔に伸ばすほか、ひじ・ひざ・かかと、タオルドライをした髪にも使用できるという。

アボカドオイルを使う際は、なるべく質の良いものを使うのが理想的とのこと。「低温圧搾法」で加工された商品であれば、脂が酸化している可能性が低いのでおすすめだという。「cold pressed」と表記されているものは、低温圧搾法で抽出されたアボカドオイルであるとのこと。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「アボカドオイルに注目! 内側からも外側からも美容と健康の効果」で解説している。