スターフライヤーは2月17日、旧制服を北九州市内のリサイクル企業へ提供したことを発表。その量は総量約5tとなり、同社が本社を置く北九州市にて地域循環型のリサイクル事業を通じ、自動車の内装材として北部九州の自動車メーカーに供給されることとなる。

リニューアルに伴い、旧制服を地元のリサイクル企業に提供

北九州では、「ごみの減量・リサイクルの推進」「環境産業・自動車関連産業の振興」「新規雇用創出」など、環境と経済が両立したグリーン成長を目指す取り組みを推進している。その一環として、2014年5月から「古着」を分別・リサイクルし、自動車の内装材として北部九州に位置する自動車メーカーに供給する、地域循環型のリサイクル事業を開始した。

制服から反毛わたを製造し自動車内装材として再利用する

スターフライヤーは就航10周年にあたり、2016年12月17日より客室乗務員および空港グランドスタッフの制服をリニューアル。これに伴って今回、リサイクル企業に旧制服を提供した。同社は今後も自然環境の保護を目的に、CO2排出削減や産業廃棄物削減に取り組んでいくとしている。