静岡県くらし・環境部県民生活局県民生活課(しずおか消費者教育未来会議)は1月24日、「消費者教育推進事業(若者)調査」の結果を発表した。対象は静岡県在住の18歳~39歳男女1,000人。

購入時に重視すること、「価格」が圧倒的に

「普段のお金の使い道」を尋ねたところ、回答者全体で多かったのは「貯金」(54.8%)と「買い物」(54.2%)だった。以降、「趣味・習い事」(42.5%)、「旅行」(27.1%)、「交際費」(17.3%)が続いた。

男女別に見ると、男性は「趣味・習い事」(53.6%)、「金融商品による資産運用(貯金を除く)」(12.9%)の割合が女性よりも高い。一方、女性は「買い物」(61.1%)、「美容」(18.3%)の項目が高くなった。

「普段のお金の使い道」

「商品・サービス選択時に重視すること」の第1位は「価格」(90.3%)。以下「品質」(65.6%)、「見た目」(27.2%)、「評判」(22.6%)、「ブランド・メーカー」(22.2%)が続いた。

年代別にみると、「見た目」「評判」は18~29才の比率が高いのに対し、「品質」「素材」は30代の比率が高い。

「商品・サービス選択時に重視すること」

「商品・サービス選択時に社会貢献関連を選択する意向があるか」を尋ねると、回答者全体において「多少なりとも意向がある人」(「ある」「どちらかといえばある」の合計)は29.2%にとどまった。

「商品・サービス選択時に社会貢献関連を選択する意向があるか」