ビザ・ワールドワイドは2016年12月27日、ミレニアル世代となる18歳‐34歳の男女850名を対象に行った「お金の使い方に関する調査」の結果を発表した。調査は2016年11月26日から27日、楽天リサーチによってインターネットで行われた。

「貯蓄」「節約」「健康管理」が上位に

2017年に始めたいことについて尋ねたところ、1位が「貯蓄」(41%)、2位が「節約」(34%)、3位は「健康管理」(30%)となった。

2016年に貯蓄ができたかどうかについて、最も多かった回答が「貯金はできなかった」(32%)だった。「貯蓄ができた人」の貯蓄額を見ると「1万円~5万円未満」が10%、「5万円~10万円未満」と「10万円~20万円未満」が9%となったが、中には「300万円以上」という人も2%いた。

ミレニアル世代 2016年貯金有無

多くの人が貯蓄ができなかったと回答したミレニアル世代。貯蓄するために気をつけていることを聞いたところ、1位が「無理せずに節約をする」(42%)、2位が「手数料のかかるATMを使わない」(41%)、3位が「カードのポイントやマイル、キャッシュバックを効率よく活用する」(29%)、4位が「財布の中を整理整頓する」(25%)、5位が「定期的に通帳記入する」(25%)という結果となった。

銀行口座残高を「明確に把握している」と回答した"残高見えている派"は、73%が2016年に貯金ができていた。更に"残高見えている派"は合計すると100万円以上の貯金がある回答者が半数以上に上ることがわかった。

一方、銀行口座残高を「あまり把握していない」「把握していない」と回答した"残高見えていない派"の61%が2016年に「貯金はできなかった」と回答。"残高見えていない派"は、貯蓄総額も100万円未満の人が76%となった。