ソニー生命は12月5日「47都道府県別 生活意識調査2016」を発表。夫の子育て参加度が最も高い都道府県は、岐阜県となった。

左から「夫がよく家事に参加している」「夫がよく子育てに参加している」と答えた割合を都道府県別に比較したもの

「47都道府県別 生活意識調査2016」は、全国の20~59歳の男女4,700名(各都道府県100名)を対象に、生活や教育、それに家族関係などについてそれぞれアンケートしたもの。

このうち、「夫がよく子育てに参加している」という項目の同意率を、都道府県別に比較したところ、1位は「岐阜県」(57.1%)となった。次いで「鹿児島県」(55.5%)、「山梨県」(54.1%)、「長野県」(52.7%)、「埼玉県」(52.6%)となっている。

また「夫の家事参加」についてみると、最も同意率が高かったのは「京都府」(59.2%)。2位は「長野県」(56.4%)、3位は「福島県」(56.2%)、次いで「岐阜県」(55.6%)、「佐賀県」(51.7%)と続いた。長野県と岐阜県は両方でトップ5にランクインしていて、同社は「家事・育児参加に積極的な夫が多い様子がうかがえました」とコメントしている。

左から「妻が財布の紐を握っている」「妻がケンカで勝つことが多い」と答えた割合を都道府県別に比較したもの

さらに夫婦関係について、「妻が財布の紐を握っている」「妻がケンカで勝つことが多い」の双方の項目で同意した人が最も多かったのは「長崎県」だった。「佐賀県」と「沖縄県」も、両方でトップ10にランクインしたほか、「妻が財布の紐を握っている」においてトップ10入りした県は、4位の「静岡県」と9位の「福島県」以外は西日本の県となった。「妻がケンカで勝つことが多い」においてトップ10入りした県も、5位の「青森県」と8位の「山形県」以外は西日本の県となっている。