台湾MSIは27日、Intel C232チップセットを採用するマイクロATXマザーボード「E3M WORKSTATION V5」を発表した。5月28日から発売する。店頭予想価格は11,800円前後(税別)。

E3M WORKSTATION V5

ワークステーションに求められる信頼性、安定性、パフォーマンスにこだわったというマイクロATXマザーボード。チップセットにはIntel C232を採用し、CPUはIntel Xeon E3-1200 v5シリーズを、メモリはECC対応のDDR4-2133をサポートし、NVIDIA Quadro搭載のグラフィックスカードに最適化。なお、CPU内蔵グラフィックスは利用できないが、LGA1151のIntel Core i3、Pentium、Celeronにも対応する。

「DDR4 BOOST」機能では、DDR4メモリ回路をほかの回路と分離させ、ノイズの影響を減らして信号伝達の安定性を高めている。また、「Click BIOS」では、UEFIシェルにおいてグラフィックスの利用を控え、高速な起動と快適なレスポンスを図った。

■主な仕様
ソケット LGA1151
チップセット Intel C232
メモリ DDR4-2133×2(ECC対応、最大32GB)
拡張スロット PCI Express (3.0)x16×1、PCI Express (3.0)x1×2
ストレージ SATA 6Gbps×6
ネットワーク Gigabit Ethernet×1(RTL811H)
サウンド Audio Boost
フォームファクタ マイクロATX
そのほか USB 3.1×6、USB 2.0×6など
発売日 4月16日
店頭予想価格 11,800円前後