エアバス(本社:仏トゥールーズ)は現地時間の9月7日、A330neoの初号機の製造が仏トゥールーズとナントの工場で開始されたことを発表した。

A330neoの初号機の中央翼

両工場では最初の「メタルカット」が行われ、また、エンジンパイロンの加工および中央翼の製造も開始となった。最新のパイロンは、燃費効率の優れたA330neoの最先端エンジン「Trent 7000」を主翼に取り付ける部分で、A330neoの革新的な設計技術の中で主要な要素のひとつとなっている。このバイロンには、A350XWBから取り入れた最先端の空力性能、材料、設計技術を使用している。

A330neoの初号機のエンジンパイロンを加工