共立製薬は、2013年11月に開設した動物病院を窓口とした里親マッチングサイト「Veterinary Adoption (ベテリナリーアドプション)」に「小笠原・御蔵島で野生化してしまったネコの保護と譲渡」に関する特設ページを設置した。

「里親マッチングサイト Veterinary Adoption (ベテリナリーアドプション)」より

同サイトは、保護犬・猫の譲渡活動支援サイト。「動物病院による保護犬・猫の譲渡活動をサポートする」というコンセプトのもと、この理念に賛同した動物病院を窓口として、保護犬・猫が新しい家族へ譲渡されている。2015年6月30日現在、保護犬・猫の譲渡成立は820組を超えた。

今回、設置した特設ページは、小笠原・御蔵島で野生化してしまったネコの保護と譲渡に関するもの。2011年に世界自然遺産登録された小笠原諸島では、東京都獣医師会が野生化した猫たちの里親探しなどの「人とペットと野生動物の共存」のための活動を行っている。

小笠原・御蔵島で野生化したネコは、小笠原諸島固有のアカガシラカラスバトやオガサワラオオコウモリなどの希少在来種の保護を目的として捕獲された。その多くはすでに本土に渡り、新しい家族に迎えられているという。

しかし、まだ受け入れを必要とするノネコも多い。同社ではこの特設ページにてノネコが新たな家族と巡り合うためのサポートを行っていく。