UQコミュニケーションズは12日、かねてより告知していたWiMAX 2+の周波数帯域の拡張を、栃木県真岡市から開始したと発表した。この拡張は、順次全国に展開していく。

これまでUQでは、利用している50MHzの帯域を、WiMAXに30MHz、WiMAX 2+に20MHz割り当てていたが、今回の拡張で前者が10MHz、後者が40MHzとなる。これにより、キャリアアグリゲーション技術対応のWi-Fiルータやスマートフォンにおいては、WiMAX 2+の下り速度が、従来の最大110Mbpsから理論値で最大220Mbpsとなる。同技術に非対応のルータやスマートフォンにおいても、通信状態に応じて最適な周波数帯を選択できるようになり、快適な通信環境が得られるとしている。

WiMAXで利用している周波数のうち、20MHzをWiMAX 2+に割り当てる