不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストはこのほど、「住まい」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は12日~13日、実家以外への住み替え経験が1回以上ある20歳~39歳の男女を対象としてインターネット上で実施。男女各412名、計824名の回答を得た。

半数以上が現在の住まいに不満あり

自分の理想とする住まいに住めている人は3人に1人

「あなたは現在、自分の理想とする住まいに住めていますか?」と聞いたところ、「はい」と答えた人は34.3%だった。さらに「今のお住まいに不満はありますか?」と聞いたところ、「はい」は51.1%となり、過半数の人が住まいに不満を持ちながら暮らしていることがわかった。

住まいの良し悪しは健康・美容に影響が「ある」が8割

住まいの良し悪しは美容と健康に影響があると考える人が多い

「あなたは住まいによって健康や美容に影響があると思いますか?」と聞いたところ、「影響があると思う」(22.3%)、「どちらかと言えば影響があると思う」(55.6%)となり、77.9%の人が住まいの良し悪しは健康・美容に影響があると思っていた。

しかし、住まいが健康・美容に影響があると思うと答えた人に、「現在のお住まいに引っ越す際、健康や美容を意識して住まいを選びましたか?」と聞いたところ、「はい」と回答した人はわずかに21.0%という結果だった。

住まいに不満がある人の約6割が体の不調を感じている

住まいに不満がある人は身体の不調を訴える率が高い

「体の不調を感じる事はありますか?」と聞いたところ、住まいに不満がある人では62.9%が「不調を感じる事がある」と答えており、住まいに不満がない人と比べて体の不調を感じる割合が多い結果となった。

住まいが原因で身体に不調が出たと考える人が約4割

また、体の不調を感じている人に、「あなたが感じる体の不調は、住まいが影響していると思いますか?」と聞いたところ、「影響があると思う」(8.9%)、「どちらかと言えば影響があると思う」(31.6%)となり、体の不調を感じている人の40.5%が、体の不調に現在の住まいが影響していると思っていた。

住まいに選びに"こだわり条件"を持っていない男性の73.4%に恋人がいない

女性の場合は、住まいへのこだわりが恋人の有無には影響していない

未婚者を対象に、「お住まいを探す際、これだけは外せないというこだわりの条件はありますか?(単一回答)」と聞いたところ、「ある」と答えたのは男性で47.1%、女性で60.3%だった。また、「あなたには現在恋人がいますか?(単一回答)」という設問に対しては、男性で66.9%、女性で57.1%が恋人はいないと答えた。

この回答を分析したところ、こだわり条件の「ない」男性では73.4%に恋人がおらず、こだわり条件の「ある」男性の59.7%と比較して、13.6ポイントもの差があることから、住まいについてこだわりのない男性ほど「モテない」可能性があることがわかった。