DropboxとMicrosoftは5日(日本時間)、戦略的なパートナー提携を結んだことを発表した。クラウドストレージのDropboxとMicrosoft Officeとの間で、モバイルアプリによるシームレスなデータ連係が実現する。
具体的には、まずMicrosoft OfficeアプリからDropboxのファイルにアクセスしたり、Microsoft Officeアプリで作成した新規ファイルをDropboxに保存したりすることが可能。また、DropboxアプリからOffice文書を編集して、各種のデバイス間で「編集」を同期できる(編集にはOfficeアプリを用い、編集可能なアカウントが必要)。Microsoft Officeアプリから、Dropboxの共有リンクを送信することも可能だ。
これらの新機能は、iOS / Android / Windows Phone / Windowsタブレット向けのDropboxアプリ、およびOfficeアプリのアップデートによってリリースされる。iOS向けとAndroid向けは発表日から数週間以内のリリース予定、Windows PhoneとWindowsタブレット向けは発表日から数カ月以内のリリース予定。加えて2015年には、DropboxのWebサイトとOffice Onlineの統合機能を予定している。