ソニーは10月29日、ブルーレイディスク(BD)レコーダー「BDZ-ET2200」「BDZ-ET1200」「BDZ-EW2200」「BDZ-EW520」を発表した。いずれも発売は11月15日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は2TBのHDDを内蔵するBDZ-ET2200が90,000円前後、1TBのHDDを内蔵するBDZ-ET1200が80,000円前後、同じくTBのHDDを内蔵するBDZ-EW2200が57,000円前後、500GBのHDDを内蔵するBDZ-EW520が53,000円前後(いずれも税別)。

写真は「BDZ-ET2200」

BDZ-ET2200とBDZ-ET1200は地上/BS/110度CSデジタルチューナー×各3基、BDZ-EW2200とBDZ-EW520は各2基を搭載するBDレコーダー。4モデル全てがWi-Fi機能を内蔵するとともに、ネットワークを経由して録画番組をスマートフォンなどからストリーミング視聴する際に快適に動作させる「快適視聴モード」を新たに搭載した。これにより、「BDZ-ET2100」などの2013年モデルに比べて、録画番組を選んでからストリーミング再生が開始されるまでの時間を約50%短縮。家庭内ネットワーク内で利用する場合は、録画番組が最速4秒で再生開始されるようになった。

また、他ユーザーの録画予約状況から集計された人気番組ランキングを表示する「みんなの予約ランキング」、録画された番組が他ユーザーにより見られている回数を表示する「みんなの視聴数」など、録画時や録画した複数番組の再生時に役立つ機能を搭載。みんなの予約ランキングでは当日から1週間以内に放送予定の番組のうち予約件数が多い番組が表示される。みんなの視聴数では視聴数の多い順に録画番組を並べ替えることが可能だ。ただし、いずれの利用にもインターネット接続が必要となる。

自分が録画した番組のうち、他ユーザーによる視聴数が多いものが分かる

従来モデルと同様に、上位モデルであるBDZ-ET2200とBDZ-ET1200では高画質回路「CREAS 5」を搭載。これには、豊かな階調表現を実現する技術「SBMV(Super Bit Mapping for Video)」や、録画番組のジャンルなどに応じて映像を自動調整して出力する技術が含まれているほか、「モニター別画質設定」で「4Kテレビ」を選択すると4Kテレビに適した映像に調整して表示させる機能も利用可能だ。