「マナラ化粧品」の開発および販売を手掛けるランクアップはこのほど、「出産後の働き方に関する意識・実態調査」の結果を発表した。

同調査は9月26日~27日、全国の20大~40代の女性会社員(一般社員、管理職、経営・役員、公務員)で、職場に働くママが複数(自身を除く)いる人、子なしの場合は出産後も働き続けたい人を対象として実施。世代・子あり/子なし別に各100名(子なしの場合は各世代とも既婚/未婚が半数ずつ)、計600名の回答を得た。

半数の女性が妊娠・出産を躊躇していた

2人に1人が、出産後の働き方を考え、妊娠・出産を躊躇

「出産後の働き方を考えて、妊娠・出産を躊躇したことはあるか(躊躇すると思うか)」を聞いたところ、48.8%が「妊娠・出産を躊躇した(すると思う)」と答えた。その理由としては「職場の人からの理解を得られるか」(56.3%)が1位。以下「働く時間の制約ができること」(51.5%)、「同じ給与水準で復職できるか」(39.2%)が続いた。

理想の働くママが職場に「いない」が6割

年齢が上がるほど「理想の働くママはいない」が増加

「職場に理想の働くママはいるか」を聞いたところ、「いない」が62.3%にのぼった。年代別に「いない」と答えた割合を見ると、「20代」が51.5%、「30代」が64.0%、「40代」が71.5%となり、若い世代のほうが職場に理想の働くママがいると感じていることがわかった。

職場に理想のママがいないと答えた理由は、「いつも余裕がない」(34.5%)が1位。僅差で「新しい仕事や大きな仕事を任されない」(32.4%)となった。また「中途半端に仕事をしているように見える」(26.7%)が3位だった。

既婚女性の3人に1人は「夫よりも自分の方が働くことに向いている」

40代既婚女性の半数近くが「夫より自分のほうが働くことに向いている」と回答

既婚者377人に、「夫よりも自分の方が働くことに向いていると思うか」と聞いたところ、「はい」は35.3%となった。年代別にみると、「20代」が24.1%、「30代」が37.0%、「40代」が48.5%となり、世代があがるにつれ、よりその意識が強くなっていた。

理想の働く芸能人ママ、1位は「篠原涼子」

「芸能人で理想の働くママ」を選択肢から選んでもらったところ、1位は「篠原涼子」が37.7%と、2位の「北斗晶」(19.5%)の2倍近い支持を得た。3位は「井川遥」(10.7%)だった。

篠原涼子を選んだ人に理由を聞いたところ、「子どもがいることを感じさせない」「両立している印象」「産後もイキイキしている」といった点が多く挙げられた。同様に北斗晶は、「いつも明るく元気」「家族仲が良さそう」。井川遥は大多数が「ママになってもきれい」と答えた。