ASUSTeK Computerは16日、NVIDIA GeForce GTX TITAN Zを搭載するグラフィックスカードの新製品、「GTXTITANZ-12GD5」を日本市場向けに発表した。7月18日より販売を開始し、価格はオープン。店頭予想価格は税込43万円前後。

GPUスペックはリファレンス準拠だが、ASUSオリジナルのソフトウェアツール「GPU Tweak」を同梱し、さらに高い性能を引き出し易くしている。GPU Tweakは、リアルタイムハードウェアモニタとリアルタイムオーバークロック設定の機能を提供し、ストリーミング動画配信機能も持っている。より細かくカード設定を詰めたり、ゲームのプレイ動画の配信に便利なツールだ。

ASUS GTXTITANZ-12GD5

製品の主な仕様は、GPUにGK110コアのKeplerを2基搭載しており、GPUコアクロックが705MHz、GPU Boost時クロックが876MHz、メモリクロックが7,000MHz(データレート)。メモリは768bit接続のGDDR5 SDRAM 12GB。PCとの接続インタフェースはPCI Express 3.0 x16。画像端子はDisplayPort×1、HDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1。ほか補助電源として8ピン×2が必要で、カードは3スロット厚。