リコーイメージングは7月15日、デジタルカメラ「PENTAX XG-1」を発表した。発売は8月8日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格は39,500円(税別)。

「PENTAX XG-1」

広角側24mm(35mmフィルム換算時)からの光学52倍ズームが可能なレンズを搭載するレンズ一体型デジタルカメラ。さらに、画質劣化を抑えてデジタルズームを行う機能を併用すれば、最大で約208倍(35mmフィルム換算で焦点距離4,992mm相当)のズームが可能だ。

撮像素子には、高感度で低ノイズ特性に優れる裏面照射型CMOSセンサーを搭載。加えて、高性能画像処理エンジンを採用することで、高感度でもノイズの少ない画像を実現する。手ブレ対策としては、センサーシフト方式と電子式を併用するほか、一度に複数枚を撮影してブレを抑えた画像を合成する「手持ち夜景」モードを搭載。

主な仕様は、撮像素子が有効約1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)、レンズが焦点距離24~1,248mm相当(35mmフィルム換算時)の52倍ズーム、開放F値がF2.8~F5.6、対応感度がISO100~ISO3200となっている。連写性能は、通常時が最高で約9コマ/秒、記録サイズ640×480ドット時が最高で約60コマ/秒、2,304×1,728ドット時が約30コマ/秒。

上部に備える電子ビューファインダーの表示画素数は約20万ドット、背面の液晶モニターは約46万ドット・3型で、利用可能な記録メディアはSD/SDHCメモリーカードと内蔵メモリ(約15.4MB)、動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドット(フルHD)/30fps。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約240枚だ。

サイズは約W119×D97.5×H89mm(操作部材、突起部を除く)、バッテリーとSDカードを含む重量は約567gとなっている。

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