三井住友銀行は23日、少額投資非課税制度(以下NISA)の利用促進などを目的として、『スタートファイブ』を選定したと発表した。

『スタートファイブ』とは、主に投資経験が少ない顧客向けに、同行取扱商品から選定した低コストで商品性がわかりやすい5つの投資信託の総称。5つの投資信託は、いずれも購入時手数料無料で提供する。

同行では既に、インターネット・モバイル専用ファンド全種類を期間限定で購入時手数料無料としている(1月6日(月)~12月30日(火))。これに加え店頭窓口などで相談する投資経験の少ない顧客に対し、商品性のわかりやすい投資信託を、購入時手数料無料で提供していくことで、顧客の資産形成の手伝いをし、NISAを中心とした「貯蓄から投資へ」の流れを拡大していきたいと考えているという。

このたび、ダウ・ジョーンズ工業株価平均の構成銘柄を投資主体とする投資信託、「三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン」の取扱いを開始するとともに、同ファンドを加えた5つの投資信託を購入時手数料無料とし、NISAでの投資開始に向けた投資信託として『スタートファイブ」と総称して提供を開始するという。これらの投資信託は、NISA口座だけでなく、特定口座や一般口座でも購入時手数料無料で購入できるとしている。

スタートファイブ

  • SMBC・日興資産成長ナビゲーション

  • 三井住友・225オープン

  • 三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン

  • ジャパン・ソブリン・オープン

  • グローバル・ソブリン・オープン

購入時手数料以外の手数料(信託報酬・信託財産留保額等)は、各投資信託に設定された料率が適用される。

また、同時に6月23日(月)~12月30日(火)までの間、『NISAはじめよう。抽選プレゼント(期間限定)』を実施する。NISA口座を利用して、対象条件に該当する取引をした顧客に対して、抽選で総額1億4000万円をプレゼントする。

同行では、今後とも顧客の多様化するニーズに幅広く応えることができるよう、より一層、商品・サービスの拡充に取り組んでいくとしている。