最初の姿勢

整体師の大山奏です。ヨガやピラティスの動きには体幹を使うものが非常に多くあります。ゆっくりとした動きですが、実際に行ってみるとかなり大変なのをご存じですか? そこで今回は、ヨガのポーズの中からウエストと太ももを引き締める効果のあるサイドアングルをご紹介します。

両脚を大きく開いた状態からスタートします。 前に出した脚に肘を乗せ、反対の手を後ろ足と直線になるように伸ばして上を向きます。

ウエスト、太ももなどを鍛えるのに効果的

最初の姿勢から息を吸いながら肘を膝の上に乗せます。息を吐きながら腕を上げていき、上げた手の方向に顔を向けます。この状態で15~20秒キープしましょう。キープしている間は自然呼吸を止めないように注意が必要です。

疲れてくると手の位置が変わりやすいので、慣れるまでは鏡などで姿勢チェックをしながら行うといいかもしれません。このトレーニングではウエストや太もものほか、二の腕、足首も鍛えることができます。

前脚の膝に肘を乗せる

身体が一直線になるように手を上げる

手を見るように上を向く

手の向きが変わってしまうと効果ダウン

ポイントは手の位置です。後ろ側の脚から手の指先までが一直線になるように意識しましょう。手は指先まできっちり伸ばし、身体の側面をストレッチします。

身体を一直線に保つために体幹を使うことが重要です。手の向きが変わってしまうと、二の腕のシェイプアップ効果も薄れます。

身体が一直線ではない

身体の隅々まで意識してトレーニングを

15秒~20秒キープを左右1セットずつから始めてみてください。動きが少なくて楽なように思えますが、かなり体幹を使っていることが実感できると思います。

トレーニング効果を上げるためには、身体の隅々まで意識することが重要です。指先を遠くに伸ばし、身体の側面を伸ばしながら脚でしっかりと地面を踏んでバランスが崩れないようにしましょう。

疲れていて激しいトレーニングは無理と感じる日には、このトレーニングを30秒行ってみてはいかがでしょう。小さくても継続することが一番大切ですよ。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。