東芝は15日、同社製ノートPC・デスクトップPCの2014年夏モデル6シリーズ23機種を発表した。発売は5月23日から順次。

夏モデルPC本体の注目は、本体を5.4mm薄型に刷新し、視覚的にも薄く見せるデザインを採用したタッチ対応15.6型ノートPC「dynabook T75/78M」。Haswell Refleshこと最新の第4世代Core iプロセッサを搭載し、100%充電を繰り返してもバッテリ寿命が長持ちする独自のバッテリ長寿命化技術も搭載する。

機能面では、全機種でスマートフォン連携機能を強化。スマートフォンの写真や動画などをPCに移動することなく、ワイヤレスで表示できる「東芝スクリーンミラーリング for スマートフォン/タブレット」や、dynabookのキーボードをスマートフォンのBluetoothキーボードとして使える「TOSHIBA Bluetooth デバイス・プロファイル・ユーティリティ」などを搭載する。

「東芝スクリーンミラーリング for スマートフォン/タブレット」利用イメージ

このほかノートPCの一部モデルでは、米オーディオブランド「Skullcandy」の監修によるサウンドシステムを備えた。

それでは、東芝「dynabook」「dynabook REGZA PC」2014年夏モデルをみていこう。

デザイン刷新の15.6型ノートPC「dynabook T75」

「dynabook T75/78M」はタッチパネル付きの15.6型ノートPC。従来機に比べ5.4mm薄い新デザインを採用し、4K出力対応HDMI端子や「Skullcandy」監修のサウンドシステム備えている。発売は5月下旬の予定で、価格はオープン。店頭予想価格は税別220,000円台半ば。

「Skullcandy」監修の15.6型ノートPC「dynabook T55」

15.6型ノートPC「dynabook T55」シリーズは、上位のT55/76M、中位のT55/56M、下位のT55/45Mの3モデルをラインナップ。いずれも米オーディオブランド「Skullcandy」が音質を監修。発売は5月下旬の予定で、価格はオープン。店頭予想価格は税別130,000円台半ば~。

TV機能付き21.5型デスクトップPC「REGZA PC D81 / D71」

「dynabook REGZA PC D81」および「dynabook REGZA PC D71」は、TV視聴・録画が可能な21.5型の液晶一体型デスクトップPC。夏モデルではCPU・OSが強化されている。発売予定は5月下旬で、価格はオープン。税別の店頭予想価格は、D81が220,000円台半ば、D71上位モデルが200,000円台半ば、D71下位モデルが140,000台円半ば。

コストを抑えた液晶一体型PC「dynabook D61 / D51」

「dynabookD61/54M」「dynabook D51/32M」は、TV機能を省きコストを抑えた21.5型液晶一体型デスクトップPC。いずれも春モデルの外観・機能を踏襲しつつ、D61ではCPUがCore i7-4700MQからCore i7-4710MQに、D51ではCeleron 1005MからCeleron 2950Mに強化した。発売予定は5月下旬で、価格はオープン。税別の店頭予想価格は、D61が180,000円台半ば、D51が130,000円台半ば。