入社式で印象に残っている出来事を教えてください

4月には入社式があります。ニュースで紹介されていましたが、既に3月中に終えた企業もあります。基本的に、自分の会社の入社式しか経験していないので、それが普通だと思っている人も多いはず。でも、他の会社では様々な入社式がとりおこなわれているようです。そこで、マイナビニュース会員500名に、入社式で印象に残っている出来事を聞いてみました。

Q.入社式で印象に残っている出来事を教えてください

1位 研修、オリエンテーションなど 24.2%
2位 社長あいさつ 22.2%
3位 懇親会 15.6%
4位 配属の辞令 13.2%
5位 ゲストの講演 1.8%

■研修、オリエンテーションなど
・「新人としての心構えを意識したり、グループワークを通して同期との絆が深まったこと」(25歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「研修でみんなで協力してロボットを完成させるという作業があり、品質管理という役割になりました…品質管理は製品を組み立てることはできませんが、唯一完成品を見ることができる役割で、会社は一人ひとり役割を持って働いているということを学びました」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)
・「入社式の後そのまま1週間の研修に行った…軍隊のように厳しい研修だったから印象に残っている」(29歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「研修が今まで経験したことがない厳しさがあったので、改めて社会人になったことを実感した」(52歳男性/電機/事務系専門職)
・「泊まりがけの研修だったので、夜に同期と一緒にお酒を飲んだりして楽しかったから」(29歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■社長あいさつ
・「入社してくれてうれしい、というのを前面に出してくれたから」(25歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「優しさにあふれた社長だと好印象だった」(29歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職) ・「社長がギターを弾き語りし照明を落としキャンドルサービスが始まった」(24歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「挨拶が5分で終わったので、拍手喝さいでした」(51歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「社長の気合いの入ったあいさつが印象に残った」(36歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)

■懇親会
・「懇親会で社長と新入社員でふぐに連れて行ってもらった」(30歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「ホテルで豪華景品のビンゴゲームがあり、入社したばかりなのに1等が当たったから」(31歳女性/金融・証券/営業職)
・「当時の社長と役員と新入社員で居酒屋で歓迎会を開いてくれたこと…ちょっと緊張していたせいか、役員の一人の名前がどうしても出てこなくてどうしようかと思った」(25歳女性/電機/事務系専門職)

■その他
・「配属の辞令…人事部長が名前と部署を1人ずつ読み上げ、それぞれの配属先の部長の前に立ち『よろしくお願いします!』とあいさつしたのが印象的だった」(24歳男性/その他/その他)
・「新入社員代表挨拶…人事部長から任命され、引き受けてしまった。おかげで緊張してあまり当日のことは覚えていない」(27歳女性/商社・卸/営業職)
・「礼儀作法の研修があったので驚いた」(40歳女性/医療・福祉/専門職)
・「この部門は嫌だと思っていたところに配属になったため、しばらく頭が真っ白だった」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

■総評
入社式で印象に残っている出来事で、もっと多かったのが「研修、オリエンテーション」などでした。

この研修、オリエンテーションでは、軍隊のような厳しい体験をした人がいました。そもそも、なぜこのような体験をしなければいけないのでしょうか。最初にこのような体験をすると、その後の仕事で大変な目に遭っても「あのときの研修に比べたら」と克服できるからでしょうか。あるいは、学生気分を一新させるためでしょうか。謎です。ただ、このような厳しい体験を、同期同士で乗り越えることによって、絆が深まるということはあるのかもしれません。

「社長あいさつ」は、基本的に長い。校長先生のあいさつしかり、この手のあいさつは長いのが相場です。ゆえに、それが5分で終われば拍手喝采です。

調査時期: 2013年3月13日~3月17日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性232名 女性268名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート