欧州ソニーは9月4日(現時時間)、ハイレゾ音源の再生に対応する「ウォークマン F886」を発表した。OSにAndroid 4.1を搭載し、NFC機能も用意している。ドイツ・ベルリンで開催される「IFA 2013」において展示されているが、日本での発売、価格などは未定となっている。

ウォークマン F886

OSにAndroid 4.1が採用され、Wi-Fi(無線LAN)接続やBluetooth接続に対応するハイエンドモデル。Bluetoothの対応プロファイルはA2DP、AVRCP、OPP、HIDとなっている。NFC(近距離無線通信)にも対応しており、ワンタッチで接続設定を行える。

特徴の1つが192KHz/24bitのハイレゾ音源に対応していること。対応するハイレゾ音源の形式はWAV、AIFF、FLAC、Apple losslessで、DSD音源には対応しない。

そのほか、歪みやノイズを抑えるデジタルアンプ「S-Master HX」や、「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」、「ClearAudio+」、デジタルノイズキャンセリングなどの高音質化技術を多数搭載する。

内蔵メモリは32GBで、対角10.2cmのタッチパネルを備える。

クリックで拡大とスライドショー