トレンドマイクロは23日、Windows XPの延長サポート終了後のセキュリティ製品のサポート対応を発表した。企業向けの製品に関しては2017年1月30日まで、個人向けの「ウイルスバスター クラウド」に関しては2015年12月31日までのサポートが受けられるようになる。

各製品のWindows XPでの利用可能期間(同社Webサイトより)

Windows XPは、マイクロソフトの製品サポートライフポリシーに準拠し、2014年4月9日を持って、延長サポート期間の終了を迎える。サポート終了により、毎月のセキュリティ更新プログラムをはじめ、全サポートが受けられなくなるため、XPを使い続けた場合、脆弱性を突いた攻撃などセキュリティ上の危険性が非常に大きくなる。

同社はセキュリティ上の観点から、OSのアップグレードを推奨しているが、特に企業向け製品においては中長期的な計画が必要となるとして、早めの移行を呼びかけているが、上記期間までパターンファイルの提供やサポートセンターでの対応などの支援が受けられる。