ソニーは4月11日、液晶テレビブラビアの新モデル「KDL-42W650A」「KDL-32W600A」を発表した。発売は6月1日。価格はオープンで、推定市場価格は、KDL-42W650Aが100,000前後、KDL-32W600Aが70,000円前後。

「KDL-42W650A」(左)と「KDL-32W600A」(右)

W650AシリーズとW600Aシリーズは、中小型スマートモデルと位置付けられたシリーズ。KDL-42W650Aはフルハイビジョンモデルで、KDL-32W600Aは1,366×768ドットのハイビジョンモデルだ。いずれも、映像エンジンには「X-Reality PRO」を採用する。パネルはスタンダードパネルで、バックライトはエッジ配置のLEDだ。

薄型化し、手軽に壁掛設置が行える「かんたん壁掛けアダプター」も付属

オーディオ部分には、フルデジタルアンプS-Masterを採用。実用最大出力はKDL-42W650Aが8W×2で、KDL-32W600Aが5W×2だ。「S-Force フロントサラウンド3D」により、本体のみでサラウンド再生を行うことができる。

チューナーは、地上デジタル/BS/110度デジタル×各2基を搭載。USB HDDへの録画機能も装備する。接続端子インタフェースは、HDMI入力×2系統、D5入力×1系統、コンポジット入力×1系統のほか、USBポート×1基、ヘッドホン出力×1系統、LAN端子×1基、光デジタル音声出力×1系統を装備する。HDMI端子はMHLにも対応する。電源供給をACアダプターとしたことで、本体を薄型軽量化。専用の壁掛金具も付属している。

また、W9000A/W900A/W802Aシリーズと同様、テレビ番組とYoutobeなどのシームレスな検索や、スマートフォンやタブレットを利用した検索、ソニールームリンク(DLNA)などのネットワーク機能を搭載する。

本体サイズは、KDL-42W650AがW954×D197×H595mmで、KDL-32W600AがW721×D197×H463mm。重量は、KDL-42W650Aが11kgで、KDL-32W600Aが7.7kg。年間消費電力量は、KDL-42W650Aが81kWh/年で、KDL-32W600Aが64kWh/年だ。