ソニーは12月5日、カセットテープレコーダー「TCM-410」「TCM-400」「TCM-450」の出荷を完了することを発表した。TCM-410は2012年12月、他の2機種は2013年1月に出荷完了する。
ソニーは、国内で初めてテープレコーダーを製造・販売し、また、フェリクロームテープの開発を行うなど、テープレコーダー、カセットテープに深く関わってきたメーカーだ。
現在の同社の製品ラインナップでは、単機能のカセットテープレコーダーはこの3機種しかない。今回の出荷完了により、単機能のカセットテープレコーダーはソニーの製品ラインナップから消えることになる。
なお、ラジカセ「CFM-E5」、CDラジカセ「CFD-A110」「CFD-S05」「CFD-E501」「CFD-W78」といったテープレコーダー以外の機能を搭載するモデルについては、今後も継続して販売される予定だ。
記事掲載当初、文章おこしテープレコーダー「BI-85T」も継続販売されると記載しておりましたが、こちらの製品は生産完了しておりました。お詫びして訂正致します。