シグマは、フルサイズセンサー搭載のデジタル一眼カメラ用交換レンズ「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」を11月23日より順次発売することを発表した。マウント別の発売日は、シグマ製カメラ用が11月23日、キヤノン製カメラ用が11月30日で、ソニー用およびニコン用、ペンタックス用は発売日未定となっている。希望小売価格は118,000円(税別)。

製品発表時のニュース記事はこちら
シグマ、レンズライン再編に合わせて大口径ズームレンズなど3モデルを発表(2012年9月18日)

「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」

開放F1.4の明るいレンズで、ボケ味を生かした写真を撮るのに最適な35mm単焦点レンズ。9月18日の製品発表時は、未定とされていたものが発売日、価格が、一部の発売日を除いて正式に決定された。

蛍石と同じ性質のFLDガラスと、SLD(特殊低分散)ガラスをレンズに採用し、倍率色収差や軸上色収差を効果的に低減。また、非球面レンズにより、非点収差と像面湾曲を補正し、クリアかつ周辺部まで解像感の高い描写が可能となっている。

主な仕様は、レンズ構成が11群13枚、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最小絞りがF16、フィルターサイズが67mm、画角(35mm判)が63.4度、最短撮影距離が30cm、最大倍率が1:5.2。本体サイズ(最大径×全長)は77×94mm、重量は665g(数値はシグマ用)となっている。