WWDC 2012(Appleの開発者カンファレンス: 6月11日-15日)開幕に向けた準備が進むMoscone Westに「iOS 6」の垂れ幕が掲げられた。iOSの次期メジャーバージョンの名称はiOS 6になり、その概要が11日のWWDC基調講演で明らかになるようだ。

AppleはWWDC 2012で「iOSとOS X Mountain Lionの最新ニュースを伝える」と予告していた。OS Xの次期版は今年2月にMountain Lionが発表され、すでにデベロッパプレビューがリリースされている。WWDCでは正式版リリースに向けた具体的なスケジュールが示されそうだ。一方iOSについては同社がこれまで次期版に言及してこなかったため、Mac寄りのWWDCになる可能性も指摘されていた。

会場ロビーにはiOS 6、OS X Mountain Lion、そしてiCloudの垂れ幕が下がっており、昨年のWWDCで打ち出したクラウド(iCloud)をハブにした構想のアップデートも重要なトピックの1つになりそうだ。