三菱電機は24日、広視野角のIPS液晶パネルを採用する1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応の23型ワイド液晶ディスプレイとして、Diamondcrysta WIDEシリーズの新モデル「RDT234WX」を発表した。ノングレア(非光沢)モデル「RDT234WX(BK)」とグレア(光沢)モデル「RDT234WX-S(BK)」を用意。5月18日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は「RDT234WX(BK)」が37,800円前後、「RDT234WX-S(BK)」が39,800円前後。

グレアモデル「RDT234WX-S(BK)」(写真左)、ノングレアモデル「RDT234WX-S(BK)」(写真右)

高透過率のIPSパネルを採用した23型ワイド液晶ディスプレイ。映像処理による信号遅延時間をOSDに表示する「フレーム遅延時間表示」機能を搭載。超解像技術や独自の高画質技術からなる画像処理専用LSI「ギガクリア・エンジンII」で高画質映像を出力するほか、「アドバンスト DV MODE」では「静止画(4モード)」、「動画(4モード)」、「モバイル(4モード)」から画質を選択できる。「動画(自動)」では入力された動画情報を自動判別し、テレビ/シネマ/ゲームから適したコンテンツに合わせた設定を自動設定する。

黒枠を表示することなくスマートフォンの画面全体を表示する「画面スタイル」機能を搭載。「アドバンストDV MODE モバイル」機能で、スマートフォンの表示画質をテキスト/フォト/動画(高解像度)/動画(低解像度)の4種類から選択できる。

主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下左右とも178度、輝度が250cd/平方メートル、応答速度が3.5ms(GTG)、コントラスト比が最大時で8,000:1(CRO非動作時1,000:1)。バックライトは白色LEDで、消費電力は標準時35W(通常時:19.6W、スリープモード時:0.8W以下、オフモード時:0.5WW以下)。

アスペクト比を固定しての拡大表示に対応するほか、携帯用ゲーム機の映像をフル画面で表示する「AVアスペクト機能」を搭載。スタンドのチルト角度は上20度/下5度。高さ調節は1段階15mmで3段階まで可能で、2W+2Wのステレオスピーカーを備える。映像入力インタフェースは、HDMI×2、DVI-D(HDCP対応)、D-Sub。本体サイズはW545×D170×H394mm、重量は4.9kg。リモコンが付属する。

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