アイ・オー・データ機器は21日、超解像技術を搭載した液晶ディスプレイとして、IPSパネルを搭載した23型ワイドの「LCD-MF234XPBR」と、同じく23型ワイドでIPSパネルを搭載しない「LCD-MF234XBR」、21.5型ワイドの「LCD-MF224XBR」の3モデルを発表した。3月下旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は、「LCD-MF234XPBR」が21,800円前後、「LCD-MF234XBR」が19,800円前後、「LCD-MF224XBR」が17,800円前後。
「LCD-MF234XPBR」は、上下/左右の視野角が178度のIPSパネルを採用する23型ワイド液晶ディスプレイ。映像処理ICにルネサスエレクトロニクスの美解像チップを採用した超解像技術で、ぼやけた映像の解像感をアップしている。解像感は10段階で調整が可能。
白色LEDバックライトの採用で消費電力を削減。輝度を自動制御する節電アプリ「エコ番人」に対応するほか、削減したいW(ワット)数を確認しながら輝度を設定できる「ECOステップ機能」を搭載する。
主な仕様は、画面は非光沢(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角は上下/左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、応答速度が14ms(オーバードライブオン時:8ms)、コントラスト比が1,000:1(DCRオン時:80,000:1)。
表示モードは「標準」「写真」「映画」を搭載し、アスペクト比を固定しての拡大表示に対応。1.5W+1.5Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は上15度/下5度。VESA規格100mmに対応。消費電力は最大41W(通常時:27.8W、待機時0.4W)。
映像入力インタフェースは、HDMI×2、DVI-D×1(HDCP対応)、D-Sub×1。前面ヘッドフォン端子を搭載。フレームは鏡面仕上げ。本体サイズはW546×D174×H409mm、重量は4.1kg(いずれもスタンド含む)。
「LCD-MF234XBR」は、IPSパネルを採用しない23型ワイドモデル。機能と仕様は「LCD-MF234XPBR」とほぼ同一となっている。相違点は、視野角が上下160度/左右170度、応答速度が5ms(オーバードライブオン時:2ms)、消費電力は最大29W(通常時:21.9W、待機時0.4W)。
映像入力インタフェースは、HDMI×2、DVI-D×1(HDCP対応)、D-Sub×1。前面ヘッドフォン端子を搭載。フレームは鏡面仕上げ。本体サイズはW546×D174×H409mm、重量は3.9kg(いずれもスタンド含む)。
「LCD-MF224XBR」は画面サイズが21.5型ワイドモデル。それ以外は「LCD-MF234XBR」とほぼ同一の機能と仕様。相違点は、消費電力が最大30W(通常時:17.6W、待機時0.6W)。映像入力インタフェースが、HDMI×1、DVI-D×1(HDCP対応)、D-Sub×1。本体サイズはW511×D164×H371mm、重量は3.2kg(いずれもスタンド含む)。