ヤマハは12日、ネットワーク機能を装備してスマートフォンやパソコンなどと連携できるほか、AVアンプとしての高い基本性能を備えたというスタンダードAVレシーバー「RX-V473」と「RX-V573」を、5月下旬に発売すると発表した。価格はRX-V473が5万2,500円、RX-V573が6万3,000円。

「RX-V473」

「RX-V573」

RX-V473とRX-V573は、iPod touch / iPhone / iPadやパソコン内のiTunesライブラリーに保存された音楽をストリーミング再生できる「AirPlay」、専用アプリ「AV CONTROLLER」で本機を操作できるAppコントロール、パソコンなどに保存された音楽コンテンツなどが聴けるネットワークオーディオ機能(DLNA1.5準拠)などに対応するスタンダードAVレシーバー。

また、4K映像伝送(パススルー)をはじめ、3D映像伝送やオーディオリターンチャンネル(ARC)、主要メーカー製テレビ / レコーダーとのリンク機能などに対応した、4入力 / 1出力のHDMI端子を搭載。iPod / iPhone / iPadを接続してデジタル伝送による高音質再生や充電も可能なUSB端子をはじめ、BDレコーダーやCATVチューナー、CDプレーヤーなどが接続できる多彩な接続性も兼ね備えている。

そのほか、シネマDSP(3Dモード)を通常の5.1chスピーカー構成で実現するVPS機能を含む音場創生技術「シネマDSP」や、最適な音響特性が自動的に得られる「YPAO」(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)、消費電力を低減する「ECOモード」、付属リモコンからHDMI入力を切り換えられる「スタンバイインプットセレクト」といった機能を搭載。RX-V573は、Blu-ray Discフォーマットで規定された最大7.1chのサラウンド再生に完全対応する、7chパワーアンプ内蔵のフル7.1ch仕様となっている。

サイズは、RX-V473とRX-V573ともにW435mm×H161mm×D315mmで、質量はRX-V473が8.1kg、RX-V573が8.2kg。