スイスのバーゼルで開催されている「BASELWORLD 2012」にて、カシオ計算機は耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデルとして、"Smart Access(スマートアクセス)"を搭載したパイロット仕様の「GW-A1000」を発表した。日本での発売や価格などは未定となっている。
GW-A1000は、G-SHOCKとして初めてSmart Accessを搭載。時針・分針・秒針などを5つのモーターで別々に駆動させることで、直感的な操作を実現した。例えば、電子式リューズスイッチの操作で時針・分針・秒針が独立して動き、現在の時刻とワールドタイム(UTC:Coordinated Universal Time)などを素早く切り替えられる。また、1/20秒ストップウオッチや温度計、200m防水といった機能も備える。
耐衝撃性としては、同じくパイロット仕様のG-SHOCK「GW-4000」で採用された"TRIPLE G RESIST"を搭載。耐衝撃性能と耐遠心重力性能に加え、新たに耐振動性能を備えたタフネス構造だ。そのほか、ソーラー駆動システムを搭載し、世界6局の標準電波も受信可能となっている。