オーディオテクニカは14日、スタジオモニターヘッドホン「ATH-M50」のカラーバリエーションモデル「コンプリートホワイト」(ATH-M50 CWH)を発表した。発売は3月9日。価格はオープンで、推定市場価格は18,000円前後だ。
2007年9月に発売されたATH-M50は、本来はプロ向けの密閉型スタジオモニターだ。ヘッドホンを音楽を聴くためだけでなくファッションとしても楽しみたいというニーズが近年増えており、サウンドだけでなくそのスタイル性でも高い評価を受けているATH-M50を、細部のパーツも含めてすべて純白仕様としたカラバリモデルがこのATH-M50 CWHだ。
ATH-M50 CWHのカラー以外の仕様はATH-M50と共通だ。マグネットにネオジウム、ボイスコイルにはCCAWを採用したドライバーは45mm径。最大許容入力は1,600mWで再生周波数帯域は15Hz~28kHzとなっている。インピーダンスは38Ωで出力音圧レベルは99dBだ。コードは1.2mのカールタイプ。持ち運び時や収納時に便利な折り畳み機構も採用している。
なお、純白のカラーというと、汚れなどが気になるところだが、同社では交換用のイヤーパッド「HP-M50CWH」(価格2,100円)を、製品の出荷時をメドに用意したいとしている。