日立マクセルは11月11日~12月12日の“電池月間”に合わせて30~40代の母親500名を対象に乾電池に関する意識調査を行った。
同社では11月11日を「電池の日」、12月12日を「バッテリーの日」と定めており、この間の約1ヶ月間を“電池月間”としている。今回、これに合わせて乾電池に関する意識調査を行った。
まず、「現在、自宅で使用中の乾電池の個数」を尋ねたところ、回答の平均値は19.7個だった。「10個未満」が2割に満たない割合で、合わせて尋ねた「乾電池の1年間の購入個数」という質問項目では実に30.2個という平均値が得られ、多くの家庭用機器が乾電池を必要としている状況が浮かび上がっている。
さらに、「自宅にある乾電池のストック数」という質問では平均が12.6個となるとともに、「少なくとも家に置いておきたい乾電池のストック数」は平均9.7個という結果が得られた。どちらからも母親の多くが、家庭内に10個程度の乾電池を備えておかないと不安に感じる傾向が窺える。
一方で、乾電池を多めに持っていることのデメリットも多くの人が経験している。「乾電池が液もれした経験はありますか?」という質問をしたところ、対象者の68%が「経験がある」と回答。液漏れ経験のある人に行った「液もれした乾電池を使用していた電化製品はどうなりましたか?」という追加質問では、48%もの回答者が「電化製品も壊れて使えなくなってしまった」という。
同社では、乾電池にまつわる正しい知識を持ってもらうために、電池に関するポータルサイト「DENCHI NAVI」を開設している。家庭内の電化製品を長く使用するためにも、乾電池を適切に使用したい。