UQコミュニケーションズは21日、同社の通信サービス「UQ WiMAX」の利用エリアを2011年12月末より都営地下鉄の駅や列車内に順次拡大していくと発表した。

まず、都営地下鉄三田線の大手町駅構内において、11月28日よりWiMAX無線設備の設置工事に着手し、同駅では12月末よりサービスを開始する予定。さらに、2012年内には、三田線のその他の駅と、都営地下鉄の浅草線、新宿線、大江戸線の各駅において順次サービスを開始していく。首都圏の地下鉄の駅構内でWiMAXが利用できるようになるのは、今回が初めてとなる。

なお現在、UQ WiMAXサービスが利用できるのは全国47都道府県の主要都市で、実人口カバー率は東名阪主要都市で99%以上、全国政令指定都市で95%以上、全国で75%となっている(2011年10月末時点)。同社は今後、首都圏に加え、中部・関西圏などの全国の主要鉄道路線についても、駅やトンネル内でWiMAXを利用できるようにエリア整備を進めるとしている。

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