Twitter, Inc.が、OS X向けUIフレームワーク「TwUI」を公開しました。まだアルファ版ですが、iOSのUIKit風機能を備え、Core Animationを用いた高速描画が可能とのことですから、ユニークなTwitterクライアントの登場を期待できそうです。プロジェクトのWebサイトはこちら

さて、今回は「スーパードライブをHDDマウンタに換装」するというトピックをお届けしたい。新シリーズ開始後はじめてのハードウェアネタ、しかもユニボディ採用のMacBook Pro以外では通用しないとあって、対象読者は限定的かもしれないが……こう改造すればより便利に使える、というスタイルを示すことはできるはずだ。

Lion以降は光学ドライブ必要なし?

間もなく発表されるMac OS X Lionは、ご存知のとおりMac App Store経由での販売となる。これはSnow Leopardからのアップデート限定ということだけでなく、「OSアップグレードに光学ドライブは必須」という十数年来の常識が覆ることも意味する。

そもそも、Appleは光学ドライブに積極的でない。DVDはサポートしたが、Blu-rayはいまだサポートされず、Blu-rayドライブが装備されるという噂すら立たない。OSアップグレード時にも不要となったのだから、これを境に光学ドライブが廃れても不思議はない。

筆者もLionへアップグレードするにあたり考えた。この際、MacBook Pro 13inch(Mid 2010)のスーパードライブを取り去ってしまおう、空いたベイにはHDDを置こう……と。巷には9.5mm厚の薄型光学ドライブを外付け化するキットが販売されているので、それを使えば音楽CDやDVDは楽しめるはず……それに、手元には未使用のSSD/64GBがある!

悩んだ挙句に選んだパーツは、「SlimBay9.5SA-HDD.SA」(2,280円)と「TFTEC DC-SS/U2」(1,000円)。いずれも秋葉原のテクノハウス東映にて購入したもので、当初見積もっていた予算を大幅に下回る額で購入できた。通販も行っているとのことで、地方にお住まいの方はいちどWebサイトをチェックしてみてはいかがだろう。

スーパードライブがある位置にピタリ収まるはず……のHDDマウンタ「SlimBay9.5SA-HDD.SA」

9.5mm厚薄型光学ドライブを外付け化するキット「TFTEC DC-SS/U2」

いざ、開腹手術

実際の手順を紹介する前に、作業に欠かせない小道具をチェックしておこう。まず、#00のプラスドライバ。これはユニボディのMacBook Proの裏ブタを外すときに必要だ。内部のパーツを外すときに使う#0のプラスドライバ(小さめのネジに使う一般的なもの)も用意しておこう。続いて、T6のトルクスドライバ。HDDベイのマウンタ代わりに利用されているネジを付け替えるときに必要となる。

綿棒とエアダスターも用意しておきたい。というのも、内蔵ファン周辺に結構な量のホコリが溜まっているからだ。それほど頻繁にはアクセスしない部分なだけに、この際徹底的に掃除しておきたい。

清潔な環境で使っていたつもりだったが、ファンにはしっかりとホコリが溜まっていた……

作業目的は2つ、HDDをSSDに換装することと、スーパードライブを外し、そこへマウンタ(SlimBay9.5SA-HDD.SA)に装着したHDDを取り付けることだ。そうすれば、当面はHDDからブートしてSnow Leopardを使えるし、Lionがリリースされ次第SSDにクリーンインストールできる。外したスーパードライブは、内蔵タイプの光学ドライブを外付け化するキット(DC-SS/U2)で余生を過ごしてもらえばいい。

作業は思いのほかかんたんだった。HDDは黒いストッパーをプラスドライバで緩めると取り外せるので、1分もあれば十分。難航が予想されたスーパードライブは、ネジ上をケーブルが通る2カ所(ファン近くとESCキー下)に細心の注意を払いさえすれば、難なく取り外せる。

裏ブタを外したMacBook Pro 13インチ。赤丸で囲んだ部分が、スーパードライブを外すときに緩めるネジの位置

ストッパーを緩めれば、HDDはかんたんに取り外せる。T6のトルクスドライバーで4カ所あるマウンタ代わりのネジを外し、SSDに取り付ければ準備完了

スーパードライブを固定しているパーツは、3カ所のネジで固定されている。うち1つは真上をケーブルが這っているので慎重に

スーパードライブの取り外しに成功したら、そこにHDDを装着した「SlimBay9.5SA-HDD.SA」を取り付ける。ただし、スーパードライブを基板に固定していた3カ所のネジのうち、使えるのは1カ所のみ。上部の黒いパーツで抑えられるため、とりあえず安定してはいるが、頼りなさは否定できないところだ。

左側2カ所のネジも忘れず外しておく

ファン近くのネジは、ケーブルを少し持ち上げると外しやすい

外したHDDを「SlimBay9.5SA-HDD.SA」に装着したところ。これをスーパードライブの代わりに取り付ける

無事「SlimBay9.5SA-HDD.SA」を取り付けたが……基板とネジ止めされているのは1カ所のみで、少々心もとない

HDDの代わりに装着したSSDは「Crucial m4 CT064M4SSD2」。読み込み速度は最大415MB/s、Lionでの活躍に期待だ

その後のMacBook Proだが、returnキー付近からHDDのアクセス音が聞こえることに違和感を覚える以外は至って快調、これといって問題は生じていない(わずか3日ということもあるが)。HDDをSSDに交換したことによるメリット、光学ドライブがなくなったことによるデメリットについては、Lionのリリース後にでも報告させていただこう。

ただ1つ、はっきりしていることが。DC-SS/U2に付属のベゼルは、MacBook Proのスーパードライブとは物理的にあわず、装着できない。利用に2本のUSBケーブル(うち1本は電源用)が必要なことは、ハブを用意すればいいのでガマンできるとして、ディスクを挿入する部分がむき出しになるのはいかがなものか。動作は支障ないだけに、対応策なり代替策なりを探そうと考えている。

「TFTEC DC-SS/U2」に付属のベゼルは取り付けられず……むき出しの状態で使うことに

スーパードライブを外したため不要になったネジと金具。いつかお世話になる可能性もあるので、大切に保管しておきたい