ガンダムのキャラに例えると

いかがだったでしょうか。これにていま話題の、3つのスマートスピーカーのテストは終了といたします。現時点の出来映えで、それぞれのキャラクター性を勝手に総括してみましょう。

まだ日本語をトレーニング中のAlexaは、どこか捉えどころがない部分もありますが、新しい環境に慣れながら着実にユーザーの期待に応えようとする真面目な性格のスマートスピーカーです。初代「機動戦士ガンダム」のホワイトベースに登場する女性クルーに無理矢理例えるなら「セイラさん」が一番近いと思います。

Clovaはときどき突拍子もない答えを返してくる"不思議ちゃん"ですが、どこか温かみが感じられるスマートスピーカーです。ちょっと意地悪をして「Clova」と呼びかけた後に「呼んでないよ!」と突き放してみたところ、「私の勘違いだったようです。失礼しました」という答えが返ってきました。子どもっぽく甘えてくるユーザーもやさしく包んでくれるような側面を持っています。ホワイトベースの……、もうおわかりですね。「ミライさん」です。

意地悪してもやさしく包んでくれるClova

Google アシスタントは、スマートフォンやタブレットにも搭載されており付き合いが長いので、応答はキビキビとしています。時折ストレートなもの言いにカチンと来ることもありますが、こちらの言うことをよくわかっているなと感心させられる場面も多々あります。もうちょっと心の距離は近づけたいところですが。アムロとはホワイトベースに乗る以前からの幼なじみ、「フラウ・ボゥ」です。

左からミライさん、フラゥ・ボウ、セイラさん?

大勢のユーザーがスマートスピーカーを使い込むほど、音声アシスタントはますます洗練されていきます。これからいろんなことを学習していけば、またそれぞれに性格の違いがハッキリとしてくるのでしょうか。今後の成長も楽しみです。