LGA2011向けマザーが2モデル追加

X79 Expressチップセットを搭載するマザーボードとして、今週はGIGABYTEから「GA-X79-UD7」と「GA-X79-UD5」の2モデルが発売となっている。価格はUD7が40,000円前後、UD5が30,000円前後。フォームファクタは、UD7がXL-ATX、UD5がE-ATXと少し大きいので、ケース側の対応には注意が必要だ。

今週はGIGABYTEから2モデルが登場。ともに「3D POWER」「3D BIOS」をサポート

GA-X79-UD7はオーバークロック向けのモデル。16フェーズの電源回路を備え、基板上のボタンで簡単にクロックを変更することができる。PCI Express x16は4スロット用意されており、4wayのSLI/CrossFireXに対応。PCI Expressへの電力供給を安定させるために、基板上には「OC-PEG」というSATA電源コネクタも2つ設置されている。

オーバークロック向けの「GA-X79-UD7」。ゲーマー向けの同社「G1.Assassin2」とは同価格

下位モデル「GA-X79-UD5」は、メモリスロットを8つ備えるのが特徴となる

エアフロー重視のXL-ATX対応ケース

Cooler Masterの「CM Storm Trooper」は、XL-ATXまで対応するフルタワーケース。冷却性能に優れたゲーマー向けモデルで、トップに20cmファン、フロントに12cmファン×2、リアに14cmファンを標準で備える。5インチベイが9つという高い拡張性も特徴となっており、前面にはスロットインが可能な2.5インチベイもある。価格は20,000円前後。

フルタワーケースの「CM Storm Trooper」。持ち運びに便利なハンドルも付いている

3.5インチベイは向きを前と横で自由に変えられる仕組み。写真は横向きの状態だ

同社からはもう1モデル、「Silencio 450」という静音向けのミドルタワーケースも新登場だ。両側のサイドパネルとフロントカバーには吸音シートを搭載しており、外部への音漏れを防止。冷却は前後の12cmファン(800rpm)のみとなっており、ノイズの発生も抑えた。ATXフォームファクタまで対応可能で、価格は9,000円前後だ。

ミドルタワーケースの「Silencio 450」。3.5インチシャドウベイは5つある

フロントカバーの裏面にも吸音シート。右開きにも左開きにもすることができる