シンプルで格安な"まな板"

PC DIY SHOP FreeTのショップオリジナル製品として、Mini-ITXマザーボード用のオープンケース(いわゆる"まな板")が登場。底板に長いスペーサを取り付けて、その上にマザーボードを設置しており、一見すると「大丈夫か?」と思いそうだが、案外しっかりしており安定感がある。

底板とスペーサだけというシンプルな構成で低価格を実現

製品には、マイクロATX電源搭載用の「FT-miniITA01」と、ASKTechのDC基板搭載用の「FT-miniITA02」の2種類があり、スペーサの長さが違う。スチール製の底板には、電源のほか、2.5インチのHDD/SSDを搭載可能だ。価格はどちらも3,980円。また、オプションのスペーサを使えば、2台のPCを2段重ねにして、設置スペースを節約できるという。

両モデルはスペーサの長さが違う。FT-miniITA01(左)は8cm、miniITA02(右)は5cm

miniITA02を横から見たところ。2.5インチのHDD/SSDを1台搭載できるスペースがある

Llano向けのベアボーンが初登場

ファストの「FM-75SD/W」は、Socket FM1向けのベアボーンPC。マザーボードはASRockの「A75M-ITX」を搭載しており、AMDのAシリーズAPUが利用できるが、電源容量が150Wと小さいため、TDPは65Wが推奨となっている。リアにUSB3.0×4ポートを備え、グラフィックス出力はVGAとHDMIが利用できる。価格はドスパラパーツ館で14,980円。

ファストの「FM-75SD/W」。ケース自体はいつもと同じで、カラーはピュアホワイト

マザーボードは「A75M-ITX」を搭載。5インチ/3.5インチベイをそれぞれ1つずつ用意